この記事がFacebookでシェアされてたので、思ったこと書きましたよということで、Facebookから転載です。
追加で書き加えたりしてますが。
▼元記事▼
学生の「なぜ管理職は給与が高いの?」という疑問に回答した管理職の話。
学生の「なぜ管理職は給与が高いの?」という疑問に回答した管理職の話。
ある会社でインターンを実施した時の話だ。 一通りのカリキュラムを終えてもらい、アンケートを取った。そして、そのアンケートの中に、「なんでも疑問があったら書いて下さい」という設問があったのだが、そこに面白い疑問が書いてあった。 「なぜ、管理職は給料が高いのですか? プロ野球チームは監督よりも現場のほうが給料がいいですよね。 …
50人のマネジメントをしている立場としての管理者視点
いくつかの分野に分けてコメントです。
売上予算は達成する
これは与えられた役割として、プロとして、ミッションを遂行する。
それがプロフェッショナルであり、管理職に与えられたミッションです。
利益率を高める
販管費や労務費管理と、適正な人数と配置をする。
売上だけ追い求めるなら、広告宣伝費をバンバン使えばいいし、採算度外視で。
あと、人も入れるだけ入れて、物量戦仕掛ければいいじゃないって。現実問題、そんなことできないけれど。
なので、適正な人数と配置でやるしかない。まぁ人は選べないから、今いる人でどうやりくりするか考えるしかないけれど。
とにかくやるんだよやる。配られたカードで最強の手札を考えて実行するんだよ。
部下の仕事が滞りなく進みやすいように整える調整役
これルール決めしないと、いつまでも忙しい。
質問に対しては即断即決で回答する。そのために、常に最新の情報・知識を有している状態にする。
忙殺されてる管理職には考える余裕すら無いから、負の無限ループに陥る。
仕事=作業は手放さなきゃ。それにあなたが作業を受け持っていたら、他に重要な仕事はできないし、部下の仕事を奪ってしまってる。そうしたら、その人の雇用も失わせてしまう。それって不幸じゃないか?
管理者がある程度暇な時間がある
これは実は理想の状態だと思う。有事の際に、話を聞ける状態ができていないというのは、報連相をしたい部下からしたら最悪。
自分が忙しくて余裕が無いなんて、仕事ができないと言っているようなもの。時間管理できてないもの。
まずは自分の時間を作るために、やらないことを決めよう。人に任せられる仕事は人にお願いしよう。お願いされる人は、そのために雇用されている人なんだから、頼ろう。頼られると相手は喜ぶもんですよ?承認欲求が満たされますから。あなたが全部やっちゃダメです。
でも、全部やらないのもダメ。10個の内、1個か2個はやりましょう。それも一番面倒で難易度高いものを。そしたら誰も文句言わないですよ。
仕事の”質”が異なる
>管理職は本来、「あまり働いていないな」と思われてはいけないのかもしれないですね。
ってあるけど、実際働いてます。
ただ、働くの”質”が違う。
仕事=作業ってワーカー思考なんだけど、管理職は仕事=仕組み作り、ビジネスモデルのチューニング(調整役)という感覚かなと。(仕組み作りとビジネスモデル構築は、起業家・創業者の役割かも)
仕事がうまく回らなくなってしまわないように、注意を払う。回らなくなった時に介入して早期改善を図る。全体を把握してないと、この役割は担えないから、責任は重たいし、給与は高くなる。
「役割を演じる」という言葉をうちの社長はよく言うが、僕としては、どこの歯車を回してるか?って方がしっくり来る。
自分がどこの歯車を回す役割なのか、歯車なのか。小さい歯車は1スタッフの担当。大きい歯車を回しつつ、全体の歯車がうまく回転してるかを確認・調整するのが管理職の役割かなって。
思ったことはざっとこんな感じです。