今日9月19日に発売となったiPhone6を入手するため、銀座のApple Store前に並ぶ行列が話題になっていますね。
でも、今回はいつもの行列のニュースと違って、ホームレスと中国人が並んでいることが大きな問題となっています。
このニュースを見て、私は2年前に新宿中央公園のホームレスに聞いた生活費の稼ぎ方を思い出しました。
折角なのでこの機会に記事に残すことにしましたので、ご紹介します。
新宿中央公園のホームレスに聞いたiPhone転売事情
2012年の夏のある日、とある研修で新宿のホームレスと会話することになって、色々と身の上話や日頃何をしているのかなどをヒアリングしてました。
そのホームレスの方は、別に無一文なわけではなく、家族もいるし、なんでここいるの? 家出? みたいなこと言ってたんですが、そこは割愛。
日中って、ホームレスの人達って実は出稼ぎに出ているんですね。
それで、あるバイトというか、稼ぎ方になったので、今回のiPhone6の発売行列に結びつきます。
ホームレスが転売屋から依頼を受け、バイヤーとなる
一言で言ってしまえば、ホームレスの彼らがバイヤーとなるのです。
具体的な例を以下に上げます。
家電量販店に並んで新商品を買ってくる
具体的には、家電量販店から週末のセール商品情報のチラシとかが入るじゃないですか。
あれのポイントは、”限定●●個”
そう、限定商品です。
あれが目玉商品であり、客寄せパンダですね。
実態は店の中の人じゃないので、全容はわかりませんが、販売促進策なので、あの限定商品だけだと大して利益は出ないんじゃないかと思います。
限定商品を人海戦術で大量購入する
なぜホームレスを大量動員するかっていうと、家電商品を転売する転売屋の存在です。
この転売屋がホームレスを雇って、限定商品を購入する。
お金は転売屋がホームレスに渡し、買ってきてもらう。
ホームレスは商品を転売屋に引き渡し、報酬をもらう。
まぁアルバイトですね。
そういう仕事(?)が回ってくるそうです。
なので、今回のiPhone6でも同じことが考えられます。
iPhone6に群がって並ぶホームレスと中国人
並んでる人達を見ていると、明らかにiPhone6とか持ってない、使わなそうな人達が並んでますよね。ネットでも話題を呼んでいます。
ホームレスの方達は、たぶん前述のように転売ヤーの元締めがいるでしょう。
転売屋は入手したiPhone6をヤフオクに出すか、中国とかに持って行くか、何かするでしょう。
一方、中国人はと言うと、まぁ結局、転売屋。
一説には差益が10万円以上出るとか出ないとか。
そりゃあ、大量に人を投入して、まとめ買いしたいでしょうね!
Apple側はどう対策をするか
こうやって多くの転売ヤーがいると、Apple側としては、本当に使って欲しいユーザーの手にiPhone6が行き届きません。私もiPhone6が欲しいので、これでは困ってしまいます。
で、さすが優秀なApple側はこんな対策を準備しました。
転売対策の電子整理券システムを導入
今日見たネットニュースでびっくりしました!
さすがApple!平然とやってのける!そこにシビれる!憧れるぅぅぅ!
と、ホームレスに聞いた話からの今回の記事ですが、中国人まで多く参入してきているので、今後もまだまだ続くんだろうな・・・というのが残念であり、実態です。
商品を提供する企業側は、人気商品の発売時にはこういった対策も必要になってきて大変だなと思いますが、今回のAppleのような対応次第では、より多くのファンを作ることになるでしょう。
それだけロイヤリティが高まるわけですから。(個人的に高まりました)
本当に欲しい人に向けて、iPhone6が行き届くことを願います。
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