何か不平不満があった場合に
評論したり、批判したりする人っていますよね。
私はそういう人を見かけたら、
なるべく今後関わらないようにしようと思っているのですが、
仕事上で指導しなければならない立場にある時、
そうも言ってられません。逃げられません。
今回は、部下で評論・批判するだけの人がいたら、
こういうようにしていますという話。
「で、代替案はあるの?」
これ、結構効果的なんです。
「で、代替案はあるの?」
これを伝えるようになってから、
部下が考えてから意見することが増えました。
以前は、評論・批判などの意見が上がってきたら、
「じゃあ、こうしてみよう」と
私自らが問題解決の案を考えて
返事をしたり、アクションしてしまったり
していたのですが、
それでは、部下が一向に育たないんです。
何が育たないか、それは「考える力」
「考える力」を生かすもコロスも、上司次第なんですね。
なので、最近では必ず代替案を一緒に
持ってくるようになりました。
というか、「代替案は?」と聞いて、
何も無かった場合は、
「考えてから出直しきて(^^)」
と言うようにしてます(笑)
なので、必ず代替案が上がってきます。
あと、もう1点代替案が上がってきた時の見るポイントなのですが、
その代替案を上げた張本人が、
その代替案のアクション・行動の部分で
何かしらの役割を担っているかどうか?
ここ、重要です。
代替案の中に、提案した本人のする行動も
含まれていないと、提案された側は納得しません。
だって正直面倒くさいんです。
サラリーマンで仕事が増えて喜ぶ人はごく少数です。
だから、代替案を上げた人は苦労するんですが、
その分、リーダーシップも身につきますし、
仕事の実力も上がっていきます。
「リーダーとは、自分から進んで、先に行く人である。
そして、自分の模範によって、他の人を惹きつけて、
世界をより良い場所にする。」
次回はリーダーシップ論について書きたいと思います。