土曜日に井口晃氏の新刊「パワートーク」の
出版記念講演会に参加してきました。
そこで、ゲストスピーカーで10分?くらい話された
元フォレスト出版のエース編集者の長倉顕太氏のお話が
すごく刺さったので、シェアしようと思います。
要点として、下記3点
◆1.ベストセラーがどうやって生まれるのか?
最重要なポイントは、出版するジャンルを選んでるということ。
「パワートーク」の内容は自己啓発なのだが、
置かれた本棚は、”話し方”のコーナーに置かれたのだ。
すごく面白かったのと、「あ〜なるほど」と共感したのが、
うまい話し方の人は、インチキ臭いのだ。
結局のところ、話し方の上手い下手よりも、
その話す人自身が魅力的な人物かどうか?
こっちのがとても大切なことだ。
やり方(話すテクニック)よりも、
その人のあり方(姿勢・魅力etc.)
だから、話し方のテクニックよりも、
自分の魅力を引き出すための、自分との対話をしろよ!
という一石を投じるために、
「パワートーク」を話し方のコーナーに置いたのだと言う。
◆2.多くの人を巻き込むには?
上記の自分の魅力にプラスして、
一番重要なのは”パッション”、つまり”情熱”だ。
周りに、この人を勝たせたいと思わせるかどうか、
まずは、目の前にいる人を巻き込むから始まる。
最初の1人、2人から5人、10人と広がっていく。
そして、重要な”情熱”は、自分の好きなことからしか生まれない。
成功率90%と言われる事柄も情熱が無ければ必ず上手くいかない。
成功率10%だとしても、情熱があればクリアすることができる。
情熱さえあれば、どんな困難が立ち塞がったとしても、
心折れず、立ち向かってクリアしようとする。
何事も情熱ありきなのだ。
◆3.徹底的にやる!
「できたー!ここまででいいかー」
「いい本作れた!あとは売れるのを待つのみ」
とかっていうんじゃダメなんだよ。
本作ったなら、出版したなら徹底的に売りまくれ!
他の出版社や編集者からは、「長倉さん、やりすぎでしょ〜」
「そこまでして売らなくても・・・」
とかそういうことを言われることがあるとのことだが、
そんなの無視!
俺が売りたいから売るんだ!
ふつーにまず、買って損なんてしないから、何が何でも売る!
本1冊1300円だ、しかも得られるものは大きい。
安いもんだ。
だったら、もう徹底的に売って売って売りまくる!
このマインドがあるからこそ、
10年間で1000万部を売れたんだと、
生の声、一流の本物の声に触れられたのは刺激的だった。
メッセージがすごく刺さる。刺さった。
◆結論:重要なのは「情熱」=「パッション」!
ここ最近出た勉強会・セミナー出ても同じことを言われた。
これにはすごく納得する。
パーティーとかで初めて知り合う人でも話してる内に、
相手のパッションの有無を感じ取ることができる。
ちなみに、この土曜の井口晃氏の講演というかセミナーでは、
あまりパッションを感じ取ることができなかったので、
途中で帰ってしまった。
なんていうか、年間100回近くかわからないけど、
同じ話を繰り返しているのかもしれないが、
話し方が上手くなりすぎたのだろうか?話し方はとても上手い。
でも、パッションが伝わってこなかった!
本当にあなたが伝えたいメッセージは何だろう?
「オールイン」 全てを注ぎ込む!
チャンスは一度しかない、その一回で如何に100%を出し切れるか?
今回の事があったので、たぶん今後、
彼の講演・セミナーを私が聞きに行くことは無いだろうと思った。
自分が今後、人前で話したり、出会う人と話す時に、
「オールイン」しなきゃいけないということを
身に染みて感じた。
セミナーを途中で抜けたのなんて今までで初めての経験だが、
こういった気づきもあるもんだなと、新しい気づきだ。